■「ダイバージョナルセラピーワーカー(DTW)」養成講座について

オーストラリアにおいては、各州にDT協会があり、シドニーにその全国協議会(National Council/DTAANC)がおかれています。ダイバージョナルセラピストの養成は、従来は各州の教育機関がそれぞれの基準で行ってきましたが、2006年5月にDTAANCによってカリキュラムが統一され“The National Minimum Course Standards”が発表されました。現在、オーストラリアでダイバージョナルセラピー教育は、DTAANCが、大学および専門学校(TAFE=州立高等専門教育機関、専門通信教育機関等)のカリキュラムを、この基準にしたがって認定するというプロセスで行われています。ダイバージョナルセラピストの資格認定は、その基準を満たし、認定された教育機関によって行われます(Level 1&2)。(オーストラリアには国家試験の制度はありません)
2008年1月に講座がスタートする“ダイバージョナルセラピー・ワーカー(DTW)”の資格は、オーストラリアのLevel2コースを、日本の現状に合わせて抜粋、アレンジしたもので、48時間で構成されています。
2007年5月のオーストラリアDT協会全国大会において、日本とオーストラリアのDT協会理事長の間で交換された覚書に基づいて、DTAANCではこのDTW資格を「日本におけるDT実践者養成の第一歩」として位置づけ、日本ダイバージョナルセラピー協会を日本における唯一の認定機関であると認めています。これによって、この講座を修了し、面接と小論文の試験に合格した者を「ダイバージョナルセラピーワーカー」として日豪共同認定の形をとることになりました。
なお「ダイバージョナルセラピスト」という名称は、オーストラリアDT協会の“The National Minimum course”を修了したものにのみ与えられる資格名称です。DTWの受講資格は、保健、福祉(介護)、医療の分野で何らかの専門資格を有する者または現場実践経験者とします。
またDTW認定者に対しては、DTのスキルやマインドをさらに高めるための研修を継続し、将来的には、日本においても各教育機関の協力を得て、オーストラリアと同等の専門職「ダイバージョナルセラピスト」として保健、福祉(介護)、医療の分野で活躍できる資格制度構築と 人材育成を目指すものであります。
この「第2期DTワーカー養成講座」は、オーストラリア総領事館の後援をいただいております。

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